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サーバー移転について

きっかけは中国からの仕事の問い合わせメールが届かなかったこと。そのおかげで大きな仕事を失いました。原因をいろいろ調べてもわからなかったのでそれまでの「フューチャーリズムワークス」からネットの評判とスペックを気に入り「エックスサーバー」に移転しました。

「フューチャーリズムワークス」は大きなトラブルはなく、値段も格安で特に不満はなかったのですが、中国の件に関するサポートの対応や対策に不満足でした。それとMovableTypeの再構築が遅く、phpによるモジュール化前は再構築エラーが多発していました。それで「エックスサーバー」ですが、最初はよかったので1年契約してしまいました。回線速度も速く、なんといってもMovableTypeの再構築が素晴らしく早い、これはよいとこの時は信じていました。

しかし、しばらくして、ふとエラーログを見ると500エラーが多発しています。ためしにwebサイトを一時閉鎖し、社員5名で弊社社内ブログにアクセスしたら、それだけでリソース不足で500エラーが発生。メールマガジンを発行しようとしてもCGIが途中で落ちる。サポートに問い合わせると同時起動プログラムが多すぎると言われ、それからリソース削減のための戦いが始まりました。これは企業サイトならある程度アクセスビリティを良くするために工夫すべきことでもあるので、具体的には別記事にします。これらを読めば十分に対策を行ったかわかると思います。

リソース削減1〜データベースの最適化~

リソース削減2〜phpモジュール化削減〜

リソース削減3〜相対パス化するプラグインAbs2Rel〜

リソース削減4〜条件付きGET〜

リソース削減5〜ダイナミック・パブリッシングについて〜

しかし、結果的にどのように工夫しても500エラーがなくなりません。そこで、リソース制限が異常だから調べて欲しいとサポートに訴えました。しかしサポートは、具体的な制限内容も明らかにせずこちらに責任があるの一点バリです。詳しい情報を要求されたので、ソースとアクセスログを調べ、異常点を指摘すると、都合が悪かったのか、それらを検証するのはサポート外だと言いはじめす。結局、埒があかないので再移転を余儀なくされました。もちろん返金を要求しましたが泣き寝入りです。

「エックスサーバー」はマルチドメイン無制限、転送無制限と宣伝していますが、実際は1つのブログ運営にも支障があり、集客のための誇大広告で詐欺に近いと思います。再構築等の処理速度が速いのはリソースを制限しまくっていることも一因でしょう。(マシンスペックは確かによいと思いますがユーザー数が多すぎる)

さて、そこで移転した先が「グランパワー」というレンタルサーバーです。ここはなんと言ってもサポートが素晴らしい。
このサーバーに移転してエラーログをチェックするとjavaにエラーが発生していたので相談したのですが、プログラムの中身までチェックしてくれて、エラー原因を特定してくれました。
レスも早く、対応も丁寧。サーバートラブルに関しても毎度きちんとした報告が入ります。マルチドメイン数が限られていたり、転送量が制限されていますが、それによって過負荷なユーザから守られるので、かえって安心です。

あと便利なのがwebの自動バックアップが可能なのと、エイリアスメールが使えること。エイリアスメールとは、要は転送メールに近いのですが、転送後サーバーにデータが蓄積されない。通常の転送ならサーバーにデータを残しつつ転送されます。 私にようにすべてのメールをGmailに転送していると、サーバーにデータが蓄積されてしまうと溜まったメールの削除が面倒なので、これは非常にありがたい機能です。

ここのサーバーのデメリットは会社が極めて小さいこと。しかし大手でもいつ潰れるかなんてわかりませんから、信頼できる仕事ぶりで選んで正解だったと思います。